効率厨のワタクシ、文字の入力をキーボード以外ですることがすごくイヤ。
そんな訳でiPhoneの電話帳やカレンダーもできるだけPCで入力やメンテナンスをしたいということで今までいろいろな方法でPCの電話帳や各種カレンダーとiPhoneを同期してきました。
最近はGoogle Syncというサービスを使用してGmailの「連絡先」とiPhoneの「連絡先」、GoogleカレンダーとiPhoneの「カレンダー」を同期していました。
ところが昨年12月に「冬の大掃除」ということでGoogleからGoogle Syncの終了がアナウンスされました。
Winter cleaning
http://googleblog.blogspot.jp/2012/12/winter-cleaning.html
期限は2013年1月30日。
このテのサービス停止にしては急ですが代替手段が用意されていました。
今回のエントリは備忘かねて2013年版のiPhoneとGoogle同期方法の紹介です。
Gmailの「連絡先」とiPhoneの「連絡先」の同期
GoogleはGmailの「連絡先」の同期のためにCardDAVという仕組みを提供しています。
iPhoneはCardDAVをサポートしているのでこれを使えばOKです。
設定方法は以下の通り。
- iOS端末で[設定]アプリを開く
- [メール/連絡先/カレンダー]を開く
- [アカウントを追加]を選択して[その他]→[CardDAVアカウントを追加]を開く
- 以下の様に入力
サーバ google.com ユーザ名 Googleアカウント パスワード Googleアカウントのパスワード 説明 表示用の名前なので何でも良いですが「Gmail 連絡先」などしておくと良いでしょう。 - 右上の[次へ]をタップ
この操作でアカウントが追加されれば完了です。
なお、この手順はGmailのヘルプにも記載されています。
http://support.google.com/mail/bin/answer.py?hl=ja&answer=2753077
GoogleカレンダーとiPhoneの「カレンダー」の同期
続いてGoogleカレンダーです。
こちらもGoogleがCalDAVという仕組みを提供しておりiPhoneがCalDAVをサポートしているので簡単です。
- iOS端末で[設定]アプリを開く
- [メール/連絡先/カレンダー]を開く
- [アカウントを追加]を選択して[その他]→[CalDAVアカウントを追加]を開く
- 以下の様に入力
サーバ www.google.com ユーザ名 Googleアカウント パスワード Googleアカウントのパスワード 説明 表示用の名前なので何でも良いですが「Googleカレンダー」などしておくと良いでしょう。
この操作でアカウントが追加されれば完了です。
自分のカレンダー以外に共有カレンダーも同期したい場合は追加で以下の作業をします。
- PCまたはiPhoneで以下のURLを開く
- iPhoneに同期したいカレンダーにチェックを入れて[保存]ボタンを押す
これで「カレンダー」アプリを開いて左上の[カレンダー]を開くと上記で選択したカレンダーのリストが表示されますのでタップすれば表示をON/OFFすることができます。
長谷川は会社のメンバーや会議室使用のカレンダーを同期しておき必要に応じて表示をON/OFFして参照しています。
Googleカレンダーのヘルプには少し違う方法が載っていますが上記の方法の方が明示的にCalDAVを使っていて綺麗なのでこちらを使っています。
(Googleカレンダーのヘルプはこちら。)
あまり使っている方はいないと思うので最後に書きますがGoogleアカウントで2段階認証を使っている場合はどちらの場合も「アプリケーション固有のパスワード」を発行して使用してくださいね。
では快適なiPhoneライフを!