iOSDCの会場を決めるまで

このエントリはiOSDC Advent Calendar 2016の6日目のエントリです。

5日目が会場の探し方の入り口の話だったので、今日はiOSDCで会場を決めるまでの話を。

2日目のエントリで触れた言語カンファレンス大反省会 2015から帰ってきてすぐ、会場探しを始めました。

探すにあたって、思っていたことはこんなことでした。

  • 最低2トラックで開催したい
  • 500人規模で開催したい
  • 同じ会場でケータリングを入れた形で懇親会をしたい
  • 土曜日(または翌日が休みの日)に実施する

カンファレンスの華と言えばLT大会、LT大会は全員参加ということで500名入る部屋が必要です。
そして、2トラックで開催するということは、この500名が2部屋に分散します。
となると、2つめの部屋は200〜300名入る必要があります。

探したのは公共の施設と、民間の施設でしたが、探し始めてすぐにその価格差に気付きました。

▼公共施設(530㎡)
coconeri-pricing

▼民間施設
commercial-pricing

文字通り桁が違う!
もちろん、民間施設は設備が良かったり場所が良かったりで、比較してはいけないのですが、初回開催にはハードルが高く、公共の施設に絞って調査をしました。

公共の施設を調べるのは簡単。東京23区をググって公式サイト巡りをすればOKです。
公式サイト巡りをしながらGoogleスプレッドシートに会場をリストアップしていきました。

venue-list

調べる過程でいくつかわかってきました。

  • どの施設も人数に対する料金は同じレベル
  • 都心に大きな施設は無い
  • 大きめの施設では1年前に抽選を行い、抽選後の空きについて先着順で申込みができる

2015年12月に探している時点で2016年の会場を抽選で押さえることはできないということですね。
ということで、この時点で抽選ではなく先着順の空きがある施設を探すしかなく、ほぼ1択で練馬区の産業振興センターになりました。

結果としてイベントは成功に終わりましたし、会場を押さえる段階である程度の勝算はありましたが、最悪、一人でもくもく会やって「高いもくもく会だな!」というBlog書いて終わらせても「痛い!」以上では無いし、と思って腹をくくって、産業振興センターの予約をして、即日iosdc.jpドメインを取ってティザーサイトを作りました。
せっかくカンファレンスをするのに他のカンファレンスと日程がかぶったらショックですからね!

という訳で、会場が決まりました。
結果的に、産業振興センター、良い会場でしたよ!
新規カンファレンスの初回開催にはおすすめです。