キミは世界を変えるチカラを持っている

転職面接のFAQで「何で前職を辞めたんですか」というのがありますが、それに対して一般的には「ネガティブな答えはNG」ってされてると思います。

その理由は、面接官から「その状況を変えようとしましたか?」みたいな質問になり、その質問に対する「良い答え」の難易度がとても高いから、というところだと思います。(ちゃんと答えられれば評価爆上げですが、そもそも博打ですよね!)

で、ですね。「変えようとしたか」というのが今日のテーマです。

言いたいことファーストで言うと「不満点は表明すれば自動で解消される可能性がある」「辞めるならあなたが積み立てた信頼貯金(クレジット)を使ってからの方が良い」ということです。

会社で仕事をしていれば仕事内容、自身への評価、給与などに対する不満は出てくると思います。そしてその不満が溜まると人は転職すると思います。今日オススメしたいのは転職の前に「不満は表明しよう」「信用貯金は使おう」ということです。

世の中では「不満を言うなら解決策も示せ」とか「その解決策に向けて邁進せよ」みたいな話になりがちなのですが、それって極論で、その手前に「不満を言ってもらったことで進んで会社がその不満を解消する方向に動く」ということもあるんです。つまり「解決策など無くても不満は表明した方が良い」ということ。(そもそも解決策は本人が考える義務が無いものが多いですよね!)

みなさん、会社や職場で嫌なことがあったらまずはフィードバックしてみてください。「◯◯が××なのが気になっています。解消されないのであれば退職したいと思っています」とか「◯◯がすごく気に入っています。これが無くなったら退職すると思います」とか。

これを聞いた人は「ごもっとも」と思えば問題を解消するでしょうし、そうでなかったとしても「それを解決するコスト」と「その人が退職してしまうダメージ」を比べます。

あなたが評価されている(=信頼貯金が貯まっている)のであれば「退職してしまうダメージ」が大きく、「それを解決するコスト」が高くても釣り合いが取れるでしょう。

あなたの第三者からの評価はあなたからは見えないですが、自己評価はあると思います。

不満を表明した結果、自己評価ベースで納得いかない返答ならスッキリですね!次の職場を探しましょう!否定的な回答でもその返答に「仕方ないな」と思ったらその場にとどまっても良いですね。

会社は意外とみなさんのことを考えています。異動やプロジェクトアサインは多かれ少なかれみなさんのキャリアのために、という考えが含まれています。つまり「良かれと思って」やっています12

そして、前にも「転職とサッカーとコミュニティ」というエントリで書きましたが、プレイヤーはその場その時で活躍できなくても別のチームに行けば即活躍できることもあると思います。

自分の思いをアウトプットし、それが今のチーム(会社)と合わなければ、今自分を求めてくれるチームを探して移籍するのも良いですね。

ただ、今そういうチームがあるということは、未来に再度移籍する先が今のチームの可能性もあります。そのためにも、納得し、納得してもらい、惜しまれて移籍しましょう。これは本当に大事なことです。

どこに落とすと良いのかを見失ってきましたが、今日言いたいことはそのぐらいです!

Happy Hacking!!!

  1. これに限らず、会社のメンバやお客さまへの対応は基本的に全て「良かれと思って」されていますよね。
  2. そんなことは無い!そんな体験はしたこと無い!というITエンジニアの方はデジタルサーカス社を検討してみてください!(笑)