去る2020年2月9日(日)〜2月11日(火)に、PHPerKaigi 2020 を主催しました。
PHPerKaigi は第1回が2018年なので3回目の開催になります1。
長谷川は PHPerKaigi に加えて iOSDC Japan の主宰もしており、今回で7回目の草の根技術カンファレンス主催でした。今回はその中でも一番、「今回はやり切ったな」「もうこれ以上やることは無いかもしれない」と思う開催でした。(まあ毎回そんな風に思っているのですが)
今回はPHPer茶会2、PHPerチャレンジ3といった2019年導入の企画はそのまま据え置き、会場の新スペース開拓、トレーディングカード、コードゴルフといった新企画を追加しての開催でした。
トレーディングカード
今年の当たり企画はこれですね!
参加者の名前とTwitterアカウント & アイコンが印刷されたカードを作って、チケット早期購入特典として4みなさんに100枚ずつご自身のカードをお渡ししました。
自己紹介の名刺として使って頂ければ、と思っての企画だったのですが、会場ではその思惑以上に良く機能していて、企画者として高揚感がありました。
長谷川は大学生時代に Magic: the Gathering (M:tG)というTCGをたいへん熱心にプレイしていて、今回のTCGはその影響を強く受けています5。
今回配布したカードは、49種類のカードテキストの「クリーチャー」に参加者の一部220名を一定のルールでランダム割付したものでした。
内部的にはこれに加えて20種類の「呪文」と20種類の「装備品」を加え、79種類のカードセットを使ったゲームを想定していました。ルールも考えていたのですが、テストプレイをして調整をしたり呪文と装備品のイラストを作ったりする時間が取れずこの形でタイムアップとなりました6。
欲を言うと市販のトレーディングカードゲーム(TCG)の様に10枚なり15枚でランダム包装したかったところですが、こちらは印刷のお願い先との調整の時間が足りなく断念しました。
PHPerトレカのつくりかた
基本的には、ADPRINTさまのトレーディングカード スタンダードサイズ(大)という商品です7。
入稿は Illustrator ファイル1ファイルにつき30種類を割付したファイルなので参加者 & カードのデータCSVと事前取得した参加者のTwitterアイコンファイルを Illustrator JavaScript で割付しました8。
絵柄面の枠外にチケット番号を印刷しておき、受付時にチケット番号から探してのお渡しでした。モノが場所を取るのでなかなか難易度の高い受付でしたがそこは印刷された名札を探すのに熟練したPHPerKaigiスタッフたちの力でなんとか回すことが出来ました。感謝!!
大分満足だったトレカですが、これからどうしようかね〜と思っています。今のルールだとゲームに10分〜20分ぐらいはかかってしまいそうです。実際にカンファレンス会場でテストプレイしてみるとちょっと厳しい気もしています。
これからじんわりと考えていこうと思います。
ありがとうございました!
という訳で、PHPerKaigi 2020 にご参加くださったみなさま、ありがとうございました!
現時点では2021年開催は予定していませんが、今年もみなさまにとてもお楽しみ頂けたと思うので来年も開催したいと思っています。引き続きご支援お願いいたします!!
そう言えば、第1回の「金曜日 + 土曜日」、第2回の「金曜日 + 土曜日 + 日曜日」に対して、今回は「日曜日 + 月曜日 + 火曜日(祝日)」という変則的な日程での開催でしたが「平日は休めない」というお声や「火曜日は定例リリース日なので休めない!」というお声を頂き、なるほどなーと思っています。ごめんなさい!次回から最大限土日を含んだ日程にします!!
- すごいたくさんやってる気がするけどまだ3回目なのか…という印象。
- ソフトドリンクベースの懇親会
- 会場内やカンファレンス関連メディアに文字列トークンを掲載しそれを探してスコアを競う企画
- 印刷の入稿期限までに発券頂けた方のみ対象にしました
- ご存じの方は「クリーチャー」「コントロール」「オーナー」といった言葉遣いを見ておわかりになると思います。
- ルールを読んだスタッフとクリーチャーだけでプレイしてみたのですが想像通りとてもダルい試合になりました。(言葉遣いこそM:tGに近いですが、戦闘のルールは全然違っているのにルールをざっと読んでプレイできるスタッフにちょっと驚愕しました。)
- 角丸加工、一部ホロ加工を追加しています。
- 情報が少なかったり、実行中に Illustrator をバックグラウンドに回すと実行が停止したりクラッシュしたりでなかなか苦労しました。