おすすめカートレース EnChalle CUP

この記事は昨年書いた「おすすめカートレース Enjoy / Challenge CUP」の2014年版です。

長谷川はここ数年趣味としてカートレースのイベントに継続的に参加しています。

このイベント、いろいろな意味で超おすすめであり、知人友人誘っているのですがそのたびに「こういうイベントでね。」って説明しているのをいい加減まとめた方が良いだろうなあと思いまとめた記事です。

EnChalle CUPって?

EnChalle CUP は御殿場のカート専用サーキット「オートパラダイス御殿場」で開催されるレンタルカートを使ったレースイベントです。

土曜日の16:00~21:30前後の開催で「土曜日にいつもより遅く起きて1日楽しんでその日のうちに帰ってくる」ことが出来る貴重なイベントです。

カートと言っても皆さんなじみが無いと思いますが、マリオカートを思い浮かべると一番間違いが無いと思います。
遊園地のゴーカートをもう少し本格的にした感じで、MAXで60km/hぐらい出ます。

カート
カート

お勧めの理由

カートイベントってよく探すと結構あるのですが長谷川がEnChalle CUPをお勧めするのはこんな理由から。

場所、タイムスケジュールが良い。

前述の「土曜日にいつもより遅く起きて1日楽しんでその日のうちに帰ってくる」ですが、これ、すごく良いですよね。

イコールコンディション主義。

レンタルカートのイベントだとカートの技術というよりはどのカートに乗るかだけで決まってしまうぐらい整備状況にばらつきがあるのが常ですがこのイベントでは前日に時間をかけて全台調整をしてイコールコンディションを作っているそうです。結果として「強いチームが勝てる」ぐらいにイコールコンディションになっています。

ちゃんとレース。

この手のイベントではイベント性を高めるためにその時にトップのマシンに対して何らかの理由をつけてペナルティを出したりする様なこともありますが、このイベントではあくまでもレースは実力で、ということでちゃんとしたレースになっています。

参加者がフェア。

運営スタッフが毎回「このイベントの参加者は全員仲間なので笑って帰りましょう」とドライバーズミーティングで依頼していることも理由の1つとは思うのですが参加者がとてもフェアです。
このイベント以外では会わないメンバーなのにアクシデントでクルマを当ててしまったら謝りに行くであるとか、コーナーで先にノーズが入っていたら走行ラインを1本空けて走るなど参加していてとても気持ちが良いイベントです。

イベントの内容

当日は受付、ドライバーミーティング(ルールなどの説明)、40分の練習走行のあと5分の予選で決勝スタート順を決めます。

決勝は1.5時間のレースを2ヒート(2レース)実施するトータル3時間のレースです。
それぞれのヒートで決められた時間の中で規定の回数ドライバー交代しながら何周走れるかを競うレースです。

レースは7周で順位を競うスプリントレース x 4と1時間で周回数を競う耐久レース x 2が実施されます。(第2戦より変更)

スプリントは「よーいドン!」で走って7周し、ゴールした順番に順位が決まるレースです。
耐久は決められた時間の中で規定の回数ドライバー交代しながら何周走れるかを競うレースです。

カートって意外と体力を使うので初めての方は4~8名で1チーム作ると良いでしょう。

ドライバーミーティングの風景
ドライバーミーティングの風景

必要なもの(必須)

当日は「長袖・長ズボン・運動しやすい靴」だけ用意すればそれ以外の道具は用意されています。免許は不要です。
バイク乗りなどでヘルメットを持っている方は持って行っても良いでしょう。

路肩にはみ出したりすると土ぼこりが立ったりなので汚れても良い服装にしてください。
立ったり座ったりをするスポーツなこともありつなぎを来ているとラクチンです。参加者の中には作業用のつなぎを着て走ってる方もいます。

長谷川は4年目からカート用のスーツやヘルメットを購入しました。ヘルメットが一番高くて4万円ほど。
ヘルメット、曇らないシールド、ヘルメット用フェイスマスク、スーツ、スーツ用レインコート、シューズ、雨用シューズカバーと上から下まで7~8万円ぐらい、みたいな感じでした。
最初は何を買ったら良いかもまったく分からず、江東区のLimitというお店に伺っていろいろ教えて頂きました。

フル装備
フル装備

あった方が良い / あると便利なもの

EnChalle CUPは雨天決行です。(とは言いつつ暴風雨ぐらいになると中止されますが。)
御殿場は標高が高く天気が変わりやすいので天気予報で微妙な状態でも雨が降ることがあります。また、東京と比べると気温が低く、油断するととても寒い思いをします。
という意味でこんなものを持って行くと良いです。

  • 滑り止め付き軍手 (現地にもありますが汗をかいたりするものなので気になる方は持って行くと良いでしょう。)
  • 使い捨てカイロ (いざという時のために。動くとおっこちるので貼るタイプ推奨)
  • 上下分かれているタイプのカッパ (ロングコート状のものだとカートに座ったときに下半身が無防備になります)
  • 替えの靴下・靴 (雨が降った時にカッパを着ても足は濡れるので帰りのクルマの快適さということで。靴が難しくても靴下は是非。)

ここから下は「クルマで行くからいくらでも荷物持って行ける」方向け。我々は持って行っています。

  • 着替え一式 (つなぎを着る前は上から下まで着替えを持って行っていました。どちらかというと「走る時用のボロ服を持って行く」感じでしたが。)
  • アウトドア用チェア (折りたたみ式の椅子。待っている間にちょっと座れると快適。)
  • 特定小電力トランシーバー (2人で参加してると交代交代で意思疎通ができないのであるとすごく便利。)

タイムスケジュール

当日のスケジュールはこんな感じ。(進行具合によっては少し「押し」ます。)

15:30 受付開始
16:00 ドライバーミーティング
16:45 練習走行開始
17:25 予選開始
17:30 予選終了。結果発表。

17:45-19:00 スプリント x 4
19:00-20:00 耐久レースヒート1
20:00-21:00 耐久レースヒート2
21:10 表彰式
21:30 終了

そして、東京からクルマで行く前提だとイベント前後はこんな感じになります。
(出発から到着までは結構余裕を見ています。東名がガチ渋滞してもお昼ご飯の時間が無くなるぐらいです。)

12:00 渋谷駅集合、首都高から東名高速へ。
14:30 東名高速 御殿場インター到着。昼食。(*1)
15:30 サーキット到着。
(レースタイムスケジュールは上記)
22:00 サーキット出発
24:00 渋谷駅解散 (*2)

*1) 御殿場インター近くにいる場合15時頃に出発して迂回ルートを通ってコンビニ経由だとちょうど15:30ぐらいに着きます。
*2)帰りは渋滞があると終電がキケンな時間になります。電車の方がいる場合念のための対策を。

お金

1チーム4万円の参加費 + 500円/人の保険料です。
4人参加だと1人あたり10,500円ですね。

その他は交通費や食事代などです。
オートパラダイス御殿場は渋谷駅起点ぐらいだと片道100kmぐらいです。
高速代はETC使用で片道2,000円ぐらい。首都高使わないと1,500円ぐらいです。

その他情報

サーキットは御殿場インターから20分ほどの場所なので「昼からアウトレットで遊んでカート参加者はクルマでサーキットへ、アウトレット居残り組は満喫したらタクシーでサーキットに行って合流・観戦」みたいなことも可能です。

御殿場インター周辺はビジネスホテルもたくさんあるので帰り一泊して翌日アウトレット、とかも良いかも?

という訳でEnChalle CUP、ステキなイベントです。
長谷川も足かけ6年目。ずっと参加しています。おすすめです!
参加してみたいなーでも不安だなー、みたいな方は是非長谷川までお声がけを!