iOSDC開催を決めるまで

長谷川、技術カンファレンスが大好きです。

その発端は昨年の6月のPHPカンファレンス福岡2015でした。

それまでもPHP勉強会に参加したり、iOS関連の勉強会に参加したりはしていたのですが、技術カンファレンスへの参加はこれが初。

このPHPカンファレンス福岡2015@uzulla さんの「あなたと秘伝のタレ mid 2015」を聞いて「世の中にはすごい人がいるな!」と思いました。

その後のトークでも、 @uzulla さんのトークの影響を受けてか、そこかしこで「秘伝のタレ」というワードが出るのを見て、複数のトークの集合体としてのカンファレンス、それに参加することでのライブ感の虜になりました。

そして、トークセッションが終われば懇親会、有志の2次会、3次会と飲み会が続きますが、参加者はカンファレンスに来る様な人たちな訳で、技術の話をコアに延々と話す訳です。
これが楽しくない訳が無い。これですっかり「技術カンファレンス楽しい」という状態になりました。

そして、8月に開催されたYAPC::Asia Tokyo 2016に行って、その「お祭り感」や、主催のYAPC::Asia Tokyo 2016さんはじめ、スタッフ・参加者のカンファレンスに対する愛のあふれる感じを体感して、完全に技術カンファレンスが大好きになりました。

PHPカンファレンス福岡2015はPHPメイン、YAPC::Asia Tokyo 2016の出自はPerl、ということでしたが、そうなれば、iOSもやっている自分としては当然iOSメインでもこんな体験をしたい!と思う訳です。

ただ、そうは思うものの、iOS界にはこの様なカンファレンスは無い。Androidにはあるのに!
「無ければ作る」がエンジニアの美徳ですが、一方で、主催するのは漠然とたいへんそうという印象しか無く、「誰かやってくれないかな」と思っているだけ、という状態でした。

そんな中で、11月10日に言語カンファレンス大反省会 2015というイベントが開催されました。

このイベントはパネルディスカッション形式で、YAPC::Asia Tokyo@lestrratさん、LLイベントの法林さん、PyCon JPの鈴木さん、PHPカンファレンスの前島さん、RubyKaigiの角谷さんが、カンファレンス運営に関する話をする、というイベントだったのですが、その中でどんな風にカンファレンス運営をしているか、という話を聞いたことと、その後の懇親会でYAPC::Asia Tokyo@lestrratさんに直接話を聞くことができたことで、自分の中で、俄然「やれそう感」が増してきました。

その勢いで、イベントの会場から帰宅してすぐ、会場探しを始めました。
会場探しの方法そのものは別のエントリで書きますが、この時には既に「やるぞ!」と心は決まっていました。