素人によるプリント基板作成

かねてからmbedというマイコンを使って8×8のドットマトリクスLEDを並べた電光掲示板を作りたく思っていたのです。
ちなみにドットマトリクスLEDというのはこんなのです。

ドットマトリクスLED
ドットマトリクスLED

これをタテに2つ並べて数字1つ分。長谷川が使ってるのは60mm x 60mmなので数字1つがヨコ60mm、タテ120mmとなりますね。
そして数字を上段4つ、下段4つの合計8つ表示する電光掲示板を作りたいなと。

ということは16個のドットマトリクスLEDが存在しておりそのそれぞれに回路を作ることになるのだけどさすがにそれ全部を手で配線するのはシンドイので基板を作る方法が無いかな?とネット検索していたらP板.comというサイトを発見。

このサイト、プリント基板の設計ツールを無料で公開していて、ソレを使って作ったデータを入稿するとプリント基板を作ってくれるそうなのです。

という訳で5月ぐらいから見よう見まねで回路設計していた基板が先日届きまして。

基板16枚!
基板16枚!

見てこの美しい基板!

いま、非常~に〆切〆切で組み立ててられないけど辛抱たまらず部品乗せてみた。

ICソケット乗せてみた
ICソケット乗せてみた
ドットマトリクスLEDもぴったり!
ドットマトリクスLEDもぴったり!

当たり前だけど部品のピンと穴の位置がピッタリ!
パターンも自分が設計したとおりに引かれていて感激。

ちなみに、こんな回路図を書いて…

回路図
回路図

こんなパターン図にして入稿します。

パターン図
パターン図

図中の赤い線は裏側の配線です。今回は表と裏の2層基板の設計なのでこんな風になっています。

  • 線は同一面上で交わってはいけない
  • 表と裏の行き来は穴で行う
  • 穴は周りの線や穴と一定の距離が必要
  • 部品のピンとピンの間には線が1本だけ通る

というルールの下線を引くのですがそれが(日々の仕事に追われた身には?)非常に楽しく、仕事の切れ目に15分だけ設計!とかチマチマとやっていました。

ちなみに費用の方は16枚で2万円弱。1枚1,200円ぐらいですね。手配線で作ると1枚4時間ぐらいかかるので時給300円以上の方にはお勧めのサービスです。(パターン設計する時間もけっこうかかりはするのですが。)

早く組み立てて光らせてみたいです。

待て次号!