ブックレビュー: 藤田晋の仕事学

最近長谷川の中で赤丸急上昇のビジネスパーソン、サイバーエージェント藤田社長の本。

ちょっと前までは「お名前は存じ上げております」ぐらいの存在だったのだけどひょんな機会で生の声を聞き一発でやられてしまいました。
あるコミュニティサービスに対するコメントだったのだけど、コミュニティサイトがライフワークと思っている自分のハートを持って行くには一発のコメントでね。

ということで、いっちょ本でも読んでみようかと数冊買ったうちの1冊。
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mbedって?

前のエントリで大はしゃぎでサラっとmbedとか言ってましたが、mbedって何?って話ですよね。

mbed ってこんなの。

http://mbed.org/

日本語だとこれ。

http://mbed.org/users/nxpfan/notebook/lets_get_started_jp/

マイコンです。
購入して箱空けるとICみたいなのが出てきます。

mbed
mbed

通常マイコンは「プログラムライター」みたいなのに乗せてPCにつないでプログラムのバイナリを書き込んで実行、となるのだけどmbedはUSBの口がついていてPCとUSBでつなぐとUSBメモリに見えます。

USBメモリの中にHTMLファイルが入っていてそれを開くとブラウザ上で動く開発環境へのリンクが置いてある。
このリンクには購入したmbedのシリアルNo.が入っていて開発環境のライセンスもそれに含まれる。開発言語はC++。

mbed 開発環境
mbed 開発環境

この開発環境でプログラム作って「コンパイル」ボタン押すとバイナリがダウンロードできるのでそれをmbedに書き込めばプログラム完了。
そのまま動くというお手軽さのマイコンです。

ピンには通常のデジタルI/Oの他、RS-232CやI/O用の3.3V電源なんかも出てるので、シリアル接続のGPSモジュールポン付けで使えちゃう。

それ以前にmbedにはそもそもLEDが4つ付いてるのでそれだけでじゃんけんゲームとかは(想像力が豊かなら)作れる。

でも、液晶とかLANの口とかUSB(出力側)の口とか付いた☆board Orangeを買うとよりお手軽にマイコンを楽しめます。

☆board Orange
☆board Orange

http://mbed.org/users/logic_star/notebook/star_board_orange/

mbedと同じ様な高機能マイコンのPICを知ったときに「なんてらくちん!電源供給して外付けクロック付ければ動くぜ!」とか思ったけど世の中はどんどん進歩していた。プログラム書込用のライタが不要になったり外部デバイス用の3.3Vが出てきたりね。

そのほかにもゆとり仕様はいろいろあって、この手のマイコン、ふつうはデジタルINのピンってスイッチを外付けしてプルアップ抵抗とかが必要。
でもmbedはソフトウェア的に「内部プルアップON!」とか指定すれば内部的にプルアップされて抵抗不要。すばらしい。

CPUとして十分にパワフルなのでTCP/IPも扱える。LANの口もポン付け可能。
アナログINに温度センサー、デジタルOUTに赤外線LEDをくっつけて「ツイートに特定ワードが入っているとエアコンの電源ON」とかもすぐ作れる。(無人での家電ON/OFFは火事のリスクとかあるので十分注意する必要があるけど!)

という訳でCがわかるPCっ子は試してみると面白いよ。
mbed + ☆board orangeなら半田付けも一切不要だし。

↓こんな価格感です。

レッツエンジョイ電子工作!

素人によるプリント基板作成

かねてからmbedというマイコンを使って8×8のドットマトリクスLEDを並べた電光掲示板を作りたく思っていたのです。
ちなみにドットマトリクスLEDというのはこんなのです。

ドットマトリクスLED
ドットマトリクスLED

これをタテに2つ並べて数字1つ分。長谷川が使ってるのは60mm x 60mmなので数字1つがヨコ60mm、タテ120mmとなりますね。
そして数字を上段4つ、下段4つの合計8つ表示する電光掲示板を作りたいなと。

ということは16個のドットマトリクスLEDが存在しておりそのそれぞれに回路を作ることになるのだけどさすがにそれ全部を手で配線するのはシンドイので基板を作る方法が無いかな?とネット検索していたらP板.comというサイトを発見。

このサイト、プリント基板の設計ツールを無料で公開していて、ソレを使って作ったデータを入稿するとプリント基板を作ってくれるそうなのです。

という訳で5月ぐらいから見よう見まねで回路設計していた基板が先日届きまして。

基板16枚!
基板16枚!

見てこの美しい基板!

いま、非常~に〆切〆切で組み立ててられないけど辛抱たまらず部品乗せてみた。

ICソケット乗せてみた
ICソケット乗せてみた
ドットマトリクスLEDもぴったり!
ドットマトリクスLEDもぴったり!

当たり前だけど部品のピンと穴の位置がピッタリ!
パターンも自分が設計したとおりに引かれていて感激。

ちなみに、こんな回路図を書いて…

回路図
回路図

こんなパターン図にして入稿します。

パターン図
パターン図

図中の赤い線は裏側の配線です。今回は表と裏の2層基板の設計なのでこんな風になっています。

  • 線は同一面上で交わってはいけない
  • 表と裏の行き来は穴で行う
  • 穴は周りの線や穴と一定の距離が必要
  • 部品のピンとピンの間には線が1本だけ通る

というルールの下線を引くのですがそれが(日々の仕事に追われた身には?)非常に楽しく、仕事の切れ目に15分だけ設計!とかチマチマとやっていました。

ちなみに費用の方は16枚で2万円弱。1枚1,200円ぐらいですね。手配線で作ると1枚4時間ぐらいかかるので時給300円以上の方にはお勧めのサービスです。(パターン設計する時間もけっこうかかりはするのですが。)

早く組み立てて光らせてみたいです。

待て次号!

DHG Enjoy CUP優勝

3年ほど前から参加しているカートレースのDHG Challenge / Enjoy CUP
Enjoyは2時間、Challengeは3時間の耐久レースで、何人かで1チームとして参加してどのチームが所定の時間内に一番周回できるかを競うレースです。

友人の紹介で初参加して以来カートの楽しさと主催者さんのキャラクターが醸し出す大会の雰囲気が大変気に入って参加してます。

今日はそのうちのDHG Enjoy CUP 第3回でした。

その結果は、なんと、優勝!

DHG Challenge CUPは経験者メイン、DHG Enjoy CUPは初心者向け。

3年やってて初心者向けのレース参加してるのかよ!というところもあるのですが、どんなことでも複数の人が本気でやっている中で1番になるということは本当に難しい上、絶対的に速さが足りなくて勝てなかったんですよね。

2012年 DHG Enjoy CUP Rd.3リザルト
リザルト

リザルトの通り、ベストタイムは決して速くなくて今回は5位。

それならなぜ勝てたかというとチームメンバのツブの揃い具合。長年の親友兼同僚の鈴木と初参加から参加しているのだけどその2人が同じぐらいのタイムで走れることが我々唯一の武器。

2012年7月28日 DHG Enjoy CUP 19号車 ラップチャート
ラップチャート

ピンクが鈴木、ブルーが長谷川。
ね。粒ぞろいでしょ。

この武器でいつか勝ちたいと思っていたらついに今日勝てたと。

ただ、この勝利は幸運にも恵まれた結果でして。

このレース、2時間の中で7回のピットイン(ドライバ交代)が義務づけられてます。

ラップチャートからも読み取れるとおり1回ピットインすると通常57秒ぐらいの周回が72秒(インラップ) + 69秒(
アウトラップ)ぐらいになってしまうので30秒ぐらい失うんです。

で、本日のレース、最終30分のリザルトで我々19号車がピットインをあと1回残した状態でトップ。2位7号車がピットインをすべて完了した状態で我々の後ろ3秒にいたのです。

これを見て「ああ、また今日も勝てないのか!」と絶望的な想いでピットウォールに戻ろうとしたらピットエリアでスタンド(?)に乗っている7号車が!どうやらマシントラブルで止まってしまった模様。

モノが機械なのでたまにマシントラブルで止まってしまうとかスピードが出なくなってしまうことがあるのです。我々も今までに何度か遭遇していて。

それが今回は我々に発生せず、それどころか抜かれることが確定的な状況のライバルに発生するとは!

最終のピット、1位の状況で長谷川がステアリングを手にした時点でライバルは2号車に変わっていました。

この2号車、長谷川がピットアウトしたらうしろにピタリとつけていて。
しかも長谷川が57.3秒ぐらいで数周したらその間ずっと57.6秒ぐらいで追いかけてきて。
場内に掲示板があるから毎週のタイムが見えるのですね。

自分の方がタイムが良かったときはまだ良いのですが、突然スランプに突入して57.6秒ぐらいの周回が数周!その間2号車はタイムアップして57.3秒で追いかけてくる!

本当に、気が気でなく「はやく終われ!はやく終われ!」としか思わず走っていました。
そしてレース終了を示すチェッカードフラッグが振られたときの嬉しかったこと嬉しかったこと。

数年前にF1でジェンソン・バトンが初優勝した時。
応援しているこちらが「早く終われ!」って思っているところに彼は「すばらしいレースだった。(トップを走っている時は)ずっとこんな時間が続けば良いと思っていた。」みたいなコメントしてて「スゲエなあ」と思っていたのだけど今日また改めてそう思いました。

そしてチェッカードフラッグを受けて一度やりたかったフラッグを持っての1周ウィニングラン!

ウィニングラン
ウィニングラン

表彰台のてっぺんに乗り、嬉しい嬉しい週末のイベントでした。

今日までは初心者向けのカテゴリで空気読まず目を三角にして走ってたけど次回からはのんびりエンジョイモードにして初心者込みチームを作ってカート活動の振興に努めようかと思っています。